【ゴルフQ&A】ピッチングウェッジの角度についてやさしく解説！

今回はゴルフクラブの中でもよく使う「ピッチングウェッジ」について、その角度（ロフト角度）をテーマにわかりやすく説明します。

ピッチングウェッジってなに？

ピッチングウェッジは、アイアンセットの中に必ず入っているクラブのひとつです。

特徴はクラブフェースの角度が大きいこと。

一般的なピッチングウェッジには、 44〜48度の角度がついています。

この角度があるからこそ、ボールを「高く上げやすい」「止めやすい」という特徴があるんです。

角度があると何が変わるの？

クラブの角度（ロフト）が大きいほど、ボールは高く上がりやすくなります。

逆に角度が小さいと、ボールは低く飛んで転がりやすくなります。

• 角度が大きい（ピッチングやサンド） → 高く上がって、落ちてからあまり転がらない
• 角度が小さい（7番、5番アイアンなど） → 低く出て、地面でよく転がる

つまり、ピッチングウェッジは「ある程度飛ばしたいけど、転がりすぎずに止めたい」時に便利なクラブです。

ピッチングウェッジを使う場面

初心者〜中級者がピッチングウェッジをよく使う場面は次のようなときです。

1. 100ヤード前後のショット
   → ちょうどよい飛距離が出せるクラブ。
2. グリーン手前からのアプローチ
   → 高く上げて、少し転がしてカップに寄せたいとき。
3. バンカー越えや木越え
   → サンドほど高くは上がらないけど、しっかりキャリー（空中の距離）が出せる。

ピッチングウェッジと他のウェッジの違い

角度の違いを知っておくと、状況に合わせてクラブを選びやすくなります。

初心者は、まずは PWとSWの2本を使い分ける ところから始めるのがおすすめです。

小学生でもわかるイメージ

• PW（ピッチングウェッジ） → 「バランス型のクラブ」。そこそこ飛んで、そこそこ止まる。
• SW（サンドウェッジ） → 「ブレーキが強いクラブ」。高く上がってすぐ止まる。
• 7番アイアン → 「スピード重視のクラブ」。低く飛んでよく転がる。

練習のポイント

• ボールをスタンスの真ん中か少し左に置くと、高く上がりやすい
• 同じ振り幅で打ち、PW・AW・SWの飛距離や高さの違いを比べてみる
• 「キャリー（飛んだ距離）＋ラン（転がった距離）」の合計で何ヤード飛ぶかを確認しておく

ピッチングウェッジの距離別目安と打ち分け方

ピッチングウェッジ（PW）は万能クラブですが、振り幅やスイングの大きさによって飛距離をコントロールできます。

自分の感覚で「この振り幅ならこの距離」という基準を作っておくとコースで迷いません。

また、距離計を準備しておけば、自分が打ったボールが何ヤード飛んだのか手軽に測ることができて、便利ですよ。

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距離と振り幅の目安（初心者〜中級者向け）

※飛距離は目安で、力やクラブのロフト角によって個人差があります。

打ち分けのポイント

• 力で調整するのではなく、振り幅で調整する → 再現性が高くなる
• キャリーとランを意識する → 例えばハーフショットで「キャリー40ヤード＋ラン10ヤード＝合計50ヤード」といった具合に考える
• 同じテンポで振る → スイングスピードを変えると距離感がバラバラになる

まとめ

• ピッチングウェッジの角度は44〜48度
• 100ヤード前後の万能クラブ
• 振り幅を変えることで30ヤード〜100ヤードまで距離を打ち分けられる
• キャリーとランを計算できればアプローチの精度が一気にアップ！

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